ポリシー
データ保持
Infobipのサービスを使用することにより、携帯電話番号、チャネル固有の一意のID、電子メールアドレス、および送受信する通信の内容などの個人データが収集および処理されます。
これに加えて、Peopleとナレッジベースに保存したデータを保持し、作成した音声とビデオの録音も保持されます。
このページでは、Conversations のデータ保持ポリシーについて説明します。Answersのデータ保持ポリシーについては、このドキュメントを参照してください。
データの保持と削除
Infobipは、ビジネスニーズと適用される法的規制に応じて、収集したデータを削除し、必要以上に長く保持しないようにします。
別段の合意がない限り、default retention ルールが実装され、収集されたデータが処理されます。ただし、ビジネス ニーズで既定の期間とは異なる保持期間が必要な場合は、ニーズに基づいて 保持期間をカスタマイズ できます。
一部のデータは、Infobip サービスをアクティブに使用している間は期限切れになりません。詳細については、長期保持 セクションを参照してください。
デフォルトの保持期間
データ | 削除トリガー | 削除後の既定の保持期間がトリガーされる |
---|---|---|
コミュニケーション内容: 顧客、ビジネス、エージェントの ID、MSISDN、その他の個人データを含む会話記録 メッセージ、関連コンテンツ*、メタデータ メディアを含むメモ 通話データと録音 | 会話またはチャットが開始された日付 | 6ヶ月 |
関連する通信ログと、メッセージ・テキストによる通信に関する詳細を含むレポート | 会話またはチャットが開始された日付 | 6ヶ月 |
OTT(Over The Top)チャネルで受信したメディア(画像、音声ファイル、その他の添付ファイル) | 通信の日付 | 30日間 |
送受信される電子メールの添付ファイルとインライン メディア | 通信の日付 | 1年間 |
高度な分析 | 通信の日付 | 6ヶ月 |
※送信メディアファイルは関連する会話とともに削除されますが、最大2年間です。 |
カスタマイズされた保存期間
ビジネス ニーズで既定の保持期間とは異なる保持期間が必要かどうかに応じて、保持期間をカスタマイズできます。保存期間を短縮するための料金はかかりません。期間を延長するには手数料がかかります。
デフォルトの保持期間を変更する場合は、アカウントマネージャーにお問い合わせください。
ただし、次の場合は保持期間を延長できないことに注意してください。
- デジタルチャネルで受信したメディア
- 送受信される電子メールの添付ファイルとインライン メディア
- 高度な分析
長期保持
次のデータは、Infobip サービスがアクティブに使用されている間は保持されます。
- People、ナレッジベース、およびその他のデータベース内のすべてのエンドユーザーレコード
- エージェント
- キュー
- ルーティング
- ワークフロー
- フォーム
- その他のアカウントレベルの設定
データは、契約の終了時、またはアカウントが18カ月間使用されていない場合にのみ削除されます。
削除の頻度
1日1回、デフォルト/カスタムの保持期間に基づいてデータを削除する必要があるかどうかを確認し、関連するデータを削除します。
重要: 削除されたデータは復元できません。
アクティブな会話と閉じた会話
削除は、ステータスに関係なくすべての会話に適用され、最小限のパフォーマンスレベルを提供するためにシステムを合理的にクリーンに保ちます。また、プライバシーおよび合意された保持規則により、合意された保持期間外の個人データおよび通信の詳細を削除することが義務付けられています。
保持期間を超えるアクティブな会話は自動的に閉じられ、削除されます。
推奨される方法に従って、解決したら顧客との会話を閉じることをお勧めします。これを容易にするために、Conversations Grow および Scale パッケージで利用可能なワークフローの自動化を使用して、会話の自動終了を構成するオプションがあります。
データのアーカイブ
メッセージテキストとトラフィックデータを含む通信の詳細を含むレポートをエクスポートできます。許可されたユーザーは、インフラストラクチャ上の会話コンテンツをアーカイブするために、次のエクスポート オプションを使用できます。
- 会話の書き起こしレポート([レポート]セクションで利用可能)
- 通話録音は、関連する会話からダウンロードできます
- お好みのストレージに録画を自動アップロードするためのSFTP接続設定