メトリクスAPI
メトリクスAPIは、コミュニケーション活動の実態を表す特定のパフォーマンス指標または測定値に関するデータを収集したり、分析したりするために設計された汎用性の高いツールです。メトリクスAPIを使用すると、トラフィック数、クリック率、配信成功率など、様々なパフォーマンスの状況を追跡したり、計測したりすることが可能になります。こうしたメトリクスを有効に活用すれば、事業活動の効果や効率性に関するインサイトを得ると同時に、最新データに基づく的確な意思決定を下せるようになります。
包括的なトラッキング機能に加えて、メトリクスAPIは強力な 非同期クエリ処理 を提供します。この機能を使うことで、ユーザーは大量のデータセットをクエリ処理し、その結果を後で受け取れるようになるため、どれほど大掛かりな分析でも中断することなく完了させることができます。広範な時間間隔にわたって出力されたレポートの分析、複雑なグループ化ディメンションの処理、データ量の増加に対応するクエリの管理などが必要になる場合も、非同期クエリ処理を活用すれば、分析ワークフローの効率性と継続性を維持できます。
機能
集計されたトラフィックデータ
様々なサービス活動のトラフィックデータに関する包括的なインサイトを得ることができます。
カスタムフィルタリング
時間枠やステータスコードなど、フィルタリング基準をカスタマイズすると、クエリの精度をさらに高めることができます。
柔軟なアグリゲーション
様々なパラメーターを使ってデータを分析し、より深いインサイトを得ることができます。
メトリクスの取得
特定のパフォーマンス指標をフェッチして、最新情報に基づく的確な意思決定をサポートします。
APIは現在まだ早期アクセスフェーズにあるため、NTT CPaaSプラットフォームで利用可能なすべてのチャネルとサービスでアクセスできる段階に至っていません。今後、これらのチャネルとサービスへのアクセスを順次提供できるよう、積極的に取り組んでいるところです。