レポート
VoiceとVideoを通信チャネルとして使用する場合、NTT CPaaSのWebインターフェース内で [Analyze (アナライズ)(/analyze) をご利用いただけます。アナライズは、音声通信に関するインサイトを取得するのに役立つ共有コンポーネントです。
作成できるレポートは5種類あります:
- 詳細
- コミュニケーション
- パフォーマンス
- 財務
- Conversations
上記については、アナライズ製品ドキュメント内のReports (レポート)セクションでそれぞれ詳しく説明しています。
以下に、音声コミュニケーション用の Detailed (詳細) レポートの作成方法が分かる一例を示します。
- Webインターフェイスにログインし、Analyze (アナライズ) > REPORTS (レポート) > CREATE A REPORT (レポートの作成) に移動します。
- 必要とするレポートの種類を選択します。次に、レポートに含めるチャネルとサービスを選択します。今回は、VoiceとVideo に関するレポートを作成したいとします。
- フィルターを使用して、レポートに含める情報を絞り込みます。View Additional Filters (追加フィルタを表示) をクリックすると、より詳細なフィルター処理を行うことができます。
- Options (オプション) (画面下部)で、レポートを保存する形式、アカウント、ユーザー、または送信者だけに関するレポートを生成するかどうか、ダウンロード用のリンクを付けるかどうかなどを選択します。
- Create Report (レポートの作成) をクリックします。
次の表に、Voice & Videoに関する詳細レポートのレポート列に記載される正確な説明を示します。
レポート列 | 説明 |
---|---|
アカウント名 | NTT CPaaS アカウント名 |
ユーザー名 | トラフィックを開始したユーザー |
トラフィックソース | トラフィックの送信元 (例: API) |
機能 | Voice & Video機能 (IVR 、番号マスキング、Click-to-Callなど) |
方向 | Voiceコールの方向 (例:インバウンド/アウトバウンド) |
コミュニケーション名 | Momentsを使用したフローでのコミュニケーション名 |
スケジュールが設定されているコミュニケーション | Moments フローでのコミュニケーションのスケジュール設定時刻 (該当する場合) |
コミュニケーション開始日 | Moments フローでのコミュニケーション開始日 (該当する場合) |
コミュニケーションテンプレート | Moments フローで使用した コミュニケーションテンプレート (該当する場合) |
IVRシナリオ名 | IVR APIシナリオ名 (使用している場合) |
From (発信者ID) | 発信者の電話番号または WebRTC ID |
To | 呼び出し先の (着信先) 電話番号または WebRTC ID |
転送先 | コールの転送先の電話番号で、IVRからのコールの転送に適用されます。 |
応答者 | 転送されたコールに応答した電話番号で、IVRからのコールの転送に適用されます。 |
クライアント IP アドレス | SIPトランキングに適用可能なVoiceプラットフォームのIPアドレス |
From用SIP | 該当する場合は、発信者の電話番号 (例:アウトバウンド用のSIPトランク) |
To用SIP | 該当する場合は、着信先電話番号 (例:アウトバウンド用のSIPトランク) |
送信時刻 | NTT CPaas "internal" パラメーター:リクエストがNTT CPaasプラットフォームに送信された時刻、またはMoments フローが起動した時刻を示します。 |
開始時刻 | 呼び出し音が鳴り始めた時刻、またはコールが開始された時刻。 |
応答時刻 | コールに応答した時刻。 |
終了時刻 | コールが終了した時刻。 |
リトライ回数 | リトライ回数を示します (リトライがクライアントによって構成されている場合)。Voiceメッセージ、Click-to-Call、アウトバウンドIVRにのみ適用されます。 |
メッセージ ID | メッセージ ID コール識別子。該当する場合はクライアントによって設定できます (例: Voice メッセージ API)。 |
バルクID | バルクIDコール識別子。該当する場合は、クライアントによって設定できます (例: Voice メッセージ API)。 |
コール識別子 | 一意のコール識別子 (数字と文字のセット)で、インバウンドとアウトバウンドのコール全体が一意であることを示します。 |
外部コール識別子 | 一意のコール識別子 (数字と文字のセット)で、アウトバウンド用のSIPトランクに適用できます。 |
ステータス | コールのステータス (例:配信済み、拒否済みなど)。詳細については、NTT CPaaSならびにVoice & Videoで適用しているステータスやエラーコードについて記載しているドキュメントをご参照ください。 |
Reason (理由) | より詳細なコールのステータス。(例:DELIVERED_TO_HANDSET、UNDELIVERABLE_NOT_DELIVEREDなど)。詳細については、NTT CPaaSならびにVoice & Videoで適用しているステータスやエラーコードについて記載しているドキュメントをご参照ください。 |
エラーグループ | エラーの観点から見たコールのステータス。(例:エラーなし)。詳細については、NTT CPaaSならびにVoice & Videoで適用しているステータスやエラーコードについて記載しているドキュメントをご参照ください。 |
エラー名 | コールの詳細なステータス (例えば、発信者、呼び出し先、または API (コード 10000) によって開始されたハングアップで通話が終了)。詳細については、NTT CPaaSならびにVoice & Videoで適用しているステータスやエラーコードについて記載しているドキュメントをご参照ください。 |
送信者の国プレフィックス | 発信者の国のプレフィックス (該当する場合)。(例: 387) |
送信者の国名 | 発信者の国名 (該当する場合)。(例: ボスニア・ヘルツェゴビナ) |
送信者のネットワーク名 | 該当する場合は、発信者のネットワーク名 (例:BH Mobile (BH Telecom)) |
国のプレフィックス | 国のプレフィックス (該当する場合)。(例:997) |
国名 | 国名 (該当する場合)。(例:ワールドワイドサービス、ドイツ) |
ネットワーク名 | ネットワーク名 (該当する場合)。(例:WebRTC、ドイツの固定電話) |
課金モデル | 適用される課金モデル。(例:1/1、15/15、30/30、60/60) |
期間 | 通話の継続時間 (秒単位)。(例:60) |
課金対象期間 | 適用された課金モデルに基づく通話の課金対象時間。(例:60) |
1秒あたりの料金 | 1 秒あたりのコールの通話料金。 |
購入通貨 | 請求額の表記に使用する通貨。(例: BAM/100) ユーロセント単位で |
請求額 | コールの請求額 |
テキスト | Text-to-Speech合成 に使用されるテキスト。(該当する場合) |
応答コード | エンドユーザーによって入力される応答コード (インタラクションコード (DTMF) とも呼ばれる)。 ユーザーが何も押さなかった場合は空になり、ユーザーが[収集]アクションに参加しなかったIVR の場合は null になります。 |
IVRの応答 | エンドユーザーによって (JSONオブジェクトとして) 入力される応答 (インタラクション) コード。 |
マッピングされたIVRの応答 | ユーザーによって入力される応答 (インタラクション) コード入力された応答の意味。その意味はクライアントによって定義されます (例えば、DTMF = 「ポジティブなフィードバック」という意味として定義される可能性があります)。 |
データペイロード | データペイロード (カスタムデータ)。(該当する場合) |
Video | Videoコールのデータ (該当する場合)。 false またはtrue を指定できます。 |
Fromの表示名 | Videoコールのデータ (該当する場合)。「+331111111」と表示可能 |
Toの表示名 | Videoコールのデータ (該当する場合)。 |
Fromのデバイス | Videoコールのデータ (該当する場合)。 |
Toのデバイス | Videoコールのデータ (該当する場合)。 |
音声入力 | IVRで[キャプチャ]オプションを使用している時に、ユーザーによって読み上げられたテキスト全文を (JSONオブジェクトとして) を表示します。 |
一致した音声入力 | IVR で [キャプチャ] オプションを使用する場合に、ユーザーが入力した音声と一致したキーフレーズを (JSON オブジェクトとして) 表示します。 |
SIPトランク ID | 作成されたSIPトランクのID。NTT CPaaS SIP トランキングについて[続きを読む] (./sip-trunking) |
SIPトランク名 | 作成されたSIPトランクの名前。NTT CPaaS SIP トランキングについて[続きを読む] (./sip-trunking) |
ダイアログ ID | ダイアログ ID。ダイアログの詳細については、コールAPIについて記載しているドキュメントをご参照ください。 |
相関識別子 | コールレッグを関連付ける一意の識別子 |
SIPトランクタイプ | SIPトランクの種類 (例:静的、登録済み、プロバイダー など)。詳細については、SIPトランクの種類について記載しているドキュメントをご参照ください。 |
SIP トランク プロバイダータイプ | SIPトランクプロバイダーの種類 (例:FRESHWORKS) |