レポート
レポートは、メッセージのリストから集計された統計データまで、幅広い詳細情報を提供します。フィルタリングと詳細オプションを使用すると、エンドユーザーとのコミュニケーションの品質、パフォーマンス、および効率性に関する情報を入手できます。また、レポートを他の関係者と共有することもできます。
レポートには、次の種類があります:
- Detailed (詳細):送受信されたメッセージに関する詳細情報が記載されます。
- Communication (コミュニケーション):1つ以上のコミュニケーションに関する詳細情報が記載されます。
- Performance (パフォーマンス):メッセージと配信についてまとめたデータが出力されます。
- Financial (財務):トラフィック費用の詳細な内訳が表示されます。
- Conversations (会話):エンドユーザーとの会話の詳細内容が記載されます。

詳細レポート
MetaはWhatsApp Businessプラットフォームの課金モデルを変更しています。2025 年 7 月 1 日 以降、料金は会話ごとではなく、テンプレート メッセージごと に適用されます。
このアップデートは、現在以下を含むWhatsApp詳細レポートに影響します。
- 標準詳細レポート
- 請求詳細レポート (会話ベースの請求に使用)
7 月 1 日以降、新しいトラフィックの請求詳細レポートは生成されなくなります。
財務目的でデータが必要な場合は、代わりに 財務レポート を使用します。
詳細レポートには、送受信されたメッセージに関する情報が表示されます。
詳細レポートを作成するには、次の手順に従います:
-
Analyze (分析) > Report (レポート) に移動します。
-
Create Report (レポートの作成) をクリックします。
-
Report type (レポートの種類) セクションで、Detailed (詳細) を選択します。
-
Detailed Report Content (詳細レポートの内容) > Channels and Services (チャネルとサービス セクションで、追跡したいチャネルを選択します。デフォルトでは、すべてのチャネルが選択されています。特定のチャネルをトラッキングするには、不要なチャネルの選択を解除します。None (なし) やAll (すべて) オプションを使ってチャネルを選択することもできます。
-
Recurrence and Date Range (繰り返しと日付範囲) セクションで、以下を選択します:
- 1 回限りのレポートか、それも定期的に繰り返し生成するレポートか
- レポートの日付範囲
-
Filters (フィルター) セクションで、以下を選択します:
- レポートを生成するタイミングを送信時刻にするか、それとも完了時刻か
- レポートのステータス。例: Delivered (配信済み)、Undeliverable (配信不能)
その他のオプションを見たい時は、**View Additional Filters (追加フィルターの表示)**をクリックします。
-
**Options (オプション)**セクションで、次の項目を選択します:
- File format (ファイル形式):使用可能な形式は .xlsx と .csv です
- Unique reports (一意のレポート):一意のレポートが必要な場合に選択します。アカウント、送信者、ユーザー、またはタイトルごとに一意のレポートを取得できます。
- Columns (列):レポートにすべての列を含めるか、それとも指定した列だけにするかを選択します。
- Direct link (直接リンク):レポートへのリンクを共有する場合に設定します。リンクを共有できた人なら誰でもレポートをダウンロードできます。このリンクは、レポートのステータス がExpired (期限切れ) に変わるまで有効です。
- Recipients (受信者):レポートを送信したい受信者を指定します。
-
Create Report (レポートの作成) をクリックします。

レポートが生成されたら、レポートをダウンロードするか、Web インターフェイス内で表示します。詳細については、Webインターフェイスからのレポート データのダウンロードまたは表示に関するドキュメントをご参照ください。

SMS APIリクエストにJSONを含むcallbackDataフィールドが含まれている場合、そのデータは解析され、個別の列としてSECTIONNAMEに表示されます。メッセージを送信している部門、お使いのアカウント ID など、任意のメタデータを追加できます。
コミュニケーションレポート
コミュニケーションレポートには、選択したコミュニケーションに関する詳細情報が表示されます。
コミュニケーション レポートを作成するには、次の手順に従います:
-
Analyze (分析) > Report (レポート) に移動します。
-
Create Report (レポートの作成) をクリックします。
-
Report type (レポートの種類) セクションで、Communication (コミュニケーション) を選択します。
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Communication Report Content (コミュニケーションレポートの内容) セクションで、追跡したいアカウントとテンプレートを選択します。ここで特定のアカウントまたはテンプレートを選択しない場合、すべてのアカウントとテンプレートを対象としたレポートが生成されます。
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Communications (コミュニケーション) セクションで、追跡したいコミュニケーションを1 つ以上選択します。表示されるリストに選択したいコミュニケーションが含まれていない場合は、View Additional Communications (追加のコミュニケーションの表示) をクリックします。
-
**Options (オプション)**セクションで、次の項目を選択します:
- File format (ファイル形式):使用可能な形式は .xlsx と .csv です
- Unique reports (一意のレポート):一意のレポートが必要な場合に選択します。アカウント、送信者、ユーザー、またはタイトルごとに一意のレポートを取得できます。
- Columns (列):レポートにすべての列を含めるか、それとも指定した列だけにするかを選択します。
- Direct link (直接リンク):レポートへのリンクを共有する場合に設定します。リンクを共有できた人なら誰でもレポートをダウンロードできます。このリンクは、レポートのステータス がExpired (期限切れ) に変わるまで有効です。
- Recipients (受信者):レポートを送信したい受信者を指定します。
-
Create Report (レポートの作成) をクリックします。

レポートが生成されたら、レポートをダウンロードするか、Web インターフェイス内で表示します。詳細については、Webインターフェイスからのレポート データのダウンロードまたは表示に関するドキュメントをご参照ください。

パフォーマンスレポート
パフォーマンスレポートには、選択したコミュニケーションやチャネルのパフォーマンスに関する詳細情報が表示されます。
パフォーマンスレポートを作成するには、次の手順に従います:
-
Analyze (分析) > Report (レポート) に移動します。
-
Create Report (レポートの作成) をクリックします。
-
Report type (レポートの種類) セクションで、Performance (パフォーマンス) を選択します。
-
Performance Report Content (パフォーマンスレポートの内容) > Metrics (メトリクス) セクションで、追跡したいパフォーマンスの種類を選択します。例: 国別の配信率とチャネル別のトラフィック。
-
Channels and Services (チャネルとサービス) セクションで、追跡したいチャネルを選択します。デフォルトでは、すべてのチャネルが選択されています。特定のチャネルをトラッキングするには、不要なチャネルの選択を解除します。None (なし) やAll (すべて) オプションを使ってチャネルを選択することもできます。
-
Recurrence and Date Range (繰り返しと日付範囲) セクションで、以下を選択します:
- 1 回限りのレポートか、それも定期的に繰り返し生成するレポートか
- レポートの日付範囲
-
Filters (フィルター) セクションで、レポートのステータスを選択します。例: Delivered (配信済み)、Undeliverable (配信不能)。その他のオプションを見たい時は、View Additional Filters (追加フィルターの表示) をクリックします。
-
**Options (オプション)**セクションで、次の項目を選択します:
- File format (ファイル形式):使用可能な形式は .xlsx と .csv です
- Direct link (直接リンク):レポートへのリンクを共有する場合に設定します。リンクを共有できた人なら誰でもレポートをダウンロードできます。このリンクは、レポートのステータス がExpired (期限切れ) に変わるまで有効です。
- Recipients (受信者):レポートを送信したい受信者を指定します。
-
Create Report (レポートの作成) をクリックします。

レポートが生成されたら、レポートをダウンロードするか、Web インターフェイス内で表示します。詳細については、Webインターフェイスからのレポート データのダウンロードまたは表示に関するドキュメントをご参照ください。

財務レポート
財務レポートには、選択したコミュニケーションに関する詳細な経費情報が表示されます。
財務レポートを作成するには、次の手順に従います:
-
Analyze (分析) > Report (レポート) に移動します。
-
Create Report (レポートの作成) をクリックします。
-
Report type (レポートの種類) セクションで、Financial (財務) を選択します。
-
財務レポートの内容 > **Metrics (メトリクス)**セクションで、追跡したい経費の種類を選択します。例: Expenses by country (国別の経費)、Expenses by channel (チャネル別の経費)。
-
Channels and Services (チャネルとサービス) セクションで、追跡したいチャネルを選択します。デフォルトでは、すべてのチャネルが選択されています。特定のチャネルをトラッキングするには、不要なチャネルの選択を解除します。None (なし) やAll (すべて) オプションを使ってチャネルを選択することもできます。
-
Recurrence and Date Range (繰り返しと日付範囲) セクションで、以下を選択します:
- 1 回限りのレポートか、それも定期的に繰り返し生成するレポートか
- レポートの日付範囲
-
Filters (フィルター) セクションで、レポートのステータスを選択します。例: Delivered (配信済み)、Undeliverable (配信不能)。その他のオプションを見たい時は、View Additional Filters (追加フィルターの表示) をクリックします。
-
**Options (オプション)**セクションで、次の項目を選択します:
- File format (ファイル形式):使用可能な形式は .xlsx と .csv です
- Direct link (直接リンク):レポートへのリンクを共有する場合に設定します。リンクを共有できた人なら誰でもレポートをダウンロードできます。このリンクは、レポートのステータス がExpired (期限切れ) に変わるまで有効です。
- Recipients (受信者):レポートを送信したい受信者を指定します。
-
Create Report (レポートの作成) をクリックします。

レポートが生成されたら、レポートをダウンロードするか、Web インターフェイス内で表示します。詳細については、Webインターフェイスからのレポート データのダウンロードまたは表示に関するドキュメントをご参照ください。

Conversations レポート
Conversations レポートには、チャットボットがエンドユーザーと交わす会話に関する情報が表示されます。
Conversations レポートを作成するには、次の手順に従います:
-
Analyze (分析) > Report (レポート) に移動します。
-
Create Report (レポートの作成) をクリックします。
-
Report type (レポートの種類) セクションで、Conversations を選択します。
-
Conversations Report Content (Conversations レポートの内容) > Metrics (メトリクス) セクションで、追跡したいメトリクスの種類を選択します。例:Channels and Surveys (チャネルとアンケート調査)。
-
Channels and Services (チャネルとサービス) セクションで、追跡したいチャネルを選択します。デフォルトでは、すべてのチャネルが選択されています。特定のチャネルをトラッキングするには、不要なチャネルの選択を解除します。None (なし) やAll (すべて) オプションを使ってチャネルを選択することもできます。
-
Recurrence and Date Range (繰り返しと日付範囲) セクションで、以下を選択します:
- 1 回限りのレポートか、それも定期的に繰り返し生成するレポートか
- レポートの日付範囲
-
Filters (フィルター) セクションで、レポートのステータスを選択します。例: Open (オープン)、Waiting (待機中)。その他のオプションを見たい時は、View Additional Filters (追加フィルターの表示) をクリックします。
-
**Options (オプション)**セクションで、次の項目を選択します:
- File format (ファイル形式):使用可能な形式は .xlsx と .csv です
- Direct link (直接リンク):レポートへのリンクを共有する場合に設定します。リンクを共有できた人なら誰でもレポートをダウンロードできます。このリンクは、レポートのステータス がExpired (期限切れ) に変わるまで有効です。
- Recipients (受信者):レポートを送信したい受信者を指定します。
-
Create Report (レポートの作成) をクリックします。

レポートが生成されたら、レポートをダウンロードするか、Web インターフェイス内で表示します。詳細については、Webインターフェイスからのレポート データのダウンロードまたは表示に関するドキュメントをご参照ください。

レポートのステータス
レポートをリクエストした際のステータスは、以下のいずれかになります:
- Pending (保留中):レポートをリクエストした後、レポートが生成中である時に表示されるステータスです。
- Active (アクティブ):レポートが生成され、ダウンロード/表示可能になった時に表示されるステータスです。
- Expired (期限切れ):レポートが生成されてから 72 時間が過ぎると表示されるステータスです。このステータスに移行すると、レポートはダウンロードできなくなります。データが再度必要になった場合は、期限切れになったレポート上にある 3つのドットをクリックし、Clone (クローン) をクリックします。

- Failed (失敗):まれに、レポートの生成時に不整合エラーやデータソースに不備があることが判明した時に表示されるステータスです。この状況が発生した場合は、レポートのクローンを作成して、再度リクエストします。それでも問題が解決しない場合は、サポート (opens in a new tab)にお問い合わせください。
- Stopped (停止):次のいずれかの状況が発生すると、定期レポートが自動的に保留になり、このステータスが表示されることがあります:
- 過去 2 回の月次レポートをダウンロードまたは表示しなかった
- 過去 4 回の週次レポートをダウンロードまたは表示しなかった
- 過去 14 回の日次レポートをダウンロードまたは表示しなかった
Webインターフェイス経由のレポートデータのダウンロードまたは表示
レポートはダウンロードできるだけではなく、Webインターフェイス内でレポートを表示させることもできます。
- Analyze (分析) > Report (レポート) に移動します。
- レポートのリストから、表示したいレポートを選択します。
- 目玉アイコンをクリックします。

このページには、ダウンロードしたレポートに記載されているすべての情報が含まれています。例: レポート名、書式設定されたデータ入りのテーブル、レポート属性 (作成日など)、適用されたフィルター、日付期間、その他の情報。

定期レポートとレポートの共有
定期レポートをセットアップしておくと、レポートを最初から手動で作成する手間を省けます。定期レポートを作成する時は、レポートの範囲、頻度ならびにレポートを出力したい日時を選択します。

また、レポートを他のユーザーと共有することもできます。レポートを作成する時に、次の オプションを1 つ以上設定します:
- Direct link (直接リンク):レポートへのリンクを共有する場合に設定します。リンクを共有できた人なら誰でもレポートをダウンロードできます。このリンクは、レポートのステータス が Expired (期限切れ) に変わるまで有効です。
- Recipients (受信者):レポートを送信したい受信者のメールアドレスを入力します。

レポートのエクスポート
レポートをお使いのシステムにエクスポートすれば、データを統合したり、充実させたり、比較したりして、より深みのあるインサイトを得られるようになります。また、Export (エクスポート) オプションは、NTT CPaaS のシステムとお使いのシステムの間のデータ交換も可能にします。
Export (エクスポート) オプションを設定すると、レポートが生成されるたびに、指定した保存先にレポートが自動的にアップロードされます。エクスポート機能は、スケジュールが組まれている定期レポートにも活用できます。
詳細については、データのエクスポート について記載しているのドキュメントをご参照ください。