ブロードキャストでのメッセージパフォーマンスの分析
ブロードキャストに組み込まれているパフォーマンスメトリクスを使用すると、キャンペーンの結果を監視し、オーディエンスのエンゲージメントを測定し、将来のコミュニケーション戦略の改善を図ることができます。
Analyze (アナライズ)ビューへのアクセス
特定のブロードキャストのパフォーマンスデータにアクセスするには:
- All broadcasts (すべてのブロードキャスト) (opens in a new tab)ページに移動します。
- ブロードキャストを選択して、Preview (プレビュー) ウィンドウを開きます。
- 右側に Analytics (アナリティクス) が表示されます。

メッセージに関する基本メトリクス
ブロードキャストでは、メッセージの配信とボリュームを理解するのに役立つ、リアルタイムの状況や最終的なパフォーマンスの結果を測定する以下のメトリクスを表示させることができます:
- Valid recipients (有効な受信者数):ターゲットとする対象者の総数が表示されます。
- Total sent (合計送信数):配信を試みた送信件数の総数が表示されます。
- Approximate cost (概算費用):キャンペーンの概算費用が表示されます。
パフォーマンス関連のメトリクス
より詳細な分析情報にアクセスするには、View performance metrics (パフォーマンスメトリクスの表示) を選択します。
Delivery rate (配信率) は、受信者に正常に配信されたメッセージの割合を示します。コミュニケーションがまだ進行中の場合、グラフには、プライマリーチャネルと SMSフェールオーバー (有効になっている場合) の間で分割された配信率が表示されます。

以下の追加メトリクスも利用可能です:
- Completion rate (完了率):正常に送信が完了したメッセージの数 (該当する場合はフェールオーバーを有効にしたチャネルを介して送信されたメッセージも含む) が表示されます。
- Click-through rate (クリックスルー率):URLのトラッキングが有効になっている場合、メッセージ内のリンクをクリックした受信者の数が表示されます。
SMSフェールオーバーによって配信されたメッセージも、正常に配信された場合は完了率に含まれます。
Delivery by status (ステータス別の配信) は、コミュニケーションに使用した通信チャネルによって異なります。次の表に、一般的な配信結果を示します。
SMS | Mobile push (モバイルプッシュ通知) | メール | Voice |
---|---|---|---|
No error (エラーなし) | No error (エラーなし) | No error (エラーなし) | Answered (応答) |
Handset error (受話器エラー) | Registration error (登録エラー) | Dropped (ドロップ) | Machine answered (機械応答) |
User error (ユーザーエラー) | Expiration error (期限切れエラー) | Bounced (バウンス) | No answer (無応答) |
Operator error (オペレーターエラー) | Cloud error (クラウドエラー) | System error (システムエラー) | Busy (ビジー) |
Undeliverable (配信不能) |
各ステータスの詳細な定義については、応答ステータスとエラーコード ページをご参照ください。
チャネル固有のメトリクス
Analyze (アナライズ) ビューには、配信率と完了率以外のチャネル固有のメトリクスも表示されます。なお、表示されるメトリクスはどの機能が有効になっているかによって変わります:
SMS | Mobile push (モバイルプッシュ通知) | メール | Voice |
---|---|---|---|
Delivery and completion rate (配信率・完了率) | Delivery and completion rate (配信率・完了率) | Delivery and completion rate (配信率・完了率) | Delivery and completion rate (配信率・完了率) |
Seen rate (既読率) | Unique open rate and unique click rate tracking (一意の開封率と一意のクリック率のトラッキング) | Answered calls (応答があったコール数) | |
Click to open rate (クリック開封率) | Call time (通話時間) | ||
Bounce rate (バウンス率) | |||
Clicks per device and OS (デバイスとOSごとのクリック数) | |||
Spam complaints rate (スパム苦情率) | |||
Unsubscribed rate (登録解除率) |
完了したブロードキャストの概要の表示
ブロードキャストが完了したら、その概要を表示して主要なデータを確認します:
- Recipients (受信者): パーソン、タグ、または セグメント に分かれています。
- Metrics (メトリクス):送信されたメッセージの合計数とおおよその費用が表示されます。
- Sender information (送信者情報)
- Scheduling (スケジューリング)(/broadcast/settings#set-up-message-scheduling-for-broadcast):開始日、配信時間帯、タイムゾーンの設定内容が表示されます。
- Advanced settings (詳細設定):設定しているメッセージの [validity period (有効期間)と sending speed (送信速度)(/broadcast/settings#configure-advanced-broadcast-options)が表示されます。

Analyze (アナライズ)ビューで使用可能なアクション
Analyze (アナライズ) ビューから、パフォーマンスレポートを生成してエクスポートしたり、追加のアクションを実行したりできます。
パフォーマンスレポートの生成
-
Get report (レポートの取得) > Send as email (メールとして送信) を選択します。
-
Dialog (ダイアログ) 上でCreate (作成) を選択して、レポートファイルをメールで届くようにします。
-
必要に応じて、Get report (レポートの取得) ウィンドウのリンクを使って、カスタムレポートにアクセスします。
チャネル固有のアクション
Options (オプション) を選択して、以下の追加アクションを実行することもできます:
SMS | Mobile push (モバイルプッシュ通知) | メール | Voice |
---|---|---|---|
Duplicate (複製) | Duplicate (複製) | Duplicate (複製) | Duplicate (複製) |
詳細については、ログ について詳述しているドキュメントをご参照ください | 詳細については、ログ について詳述しているドキュメントをご参照ください | 詳細については、ログ について詳述しているドキュメントをご参照ください | 詳細については、ログ について詳述しているドキュメントをご参照ください |
Pause/Resume (一時停止/再開) (ブロードキャストが進行中の場合) | Pause/Resume (一時停止/再開) (ブロードキャストが進行中の場合) | Pause/Resume (一時停止/再開) (ブロードキャストが進行中の場合) | Pause/Resume (一時停止/再開) (ブロードキャストが進行中の場合) |
Stop (停止) (ブロードキャストが進行中の場合) | Stop (停止) (ブロードキャストが進行中の場合) | Stop (停止) (ブロードキャストが進行中の場合) | Stop (停止) (ブロードキャストが進行中の場合) |
Save template (テンプレートの保存) | Save template (テンプレートの保存) | Save as content (コンテンツとして保存) メールテンプレート | Save template (テンプレートの保存) |
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