レポートとインサイト
レポートとインサイト は、SMSトラフィックの配信、パフォーマンスやコストの状況の可視化に役立ちます。そこで得られる情報は、メッセージが受信者に届いているかどうかを確認したり、コンバージョン率を追跡したり、パフォーマンス上の問題を特定したりすることに活用できます。
NTT CPaaSでは、Webインターフェースおよびプログラム方式のAPIを通じて手動の分析と自動監視の両方に対応するSMSレポート機能を提供しています。同機能には、以下のオプションが含まれます:
- クロスチャネル分析: チャネル横断的な集計パフォーマンスデータ
- イベント駆動型通知: システムへリアルタイムでプッシュされるライフサイクルイベント
- メッセージ単位のレコード: メッセージごとの配信確認とトラブルシューティング
SMSレポート機能オプション [#sms-reporting-options]
以下の表は、SMSで利用可能なレポート機能オプションの概要を示しています。
| レポート機能オプション | 範囲 | アクセスパターン | 制限 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| クロスチャネル分析 メトリクスAPI | クロスチャネル(SMS、WhatsApp、RCS、メール、Viber) | プルベース、オンデマンド | 要求された時間間隔に基づく | 大規模な集計パフォーマンスデータを分析し、ダッシュボードを作成し、傾向を比較 |
| イベント駆動型通知 サブスクリプション管理API | クロスチャネル(SMSを含む) | プッシュベース、イベント駆動型 | イベントでトリガー | ワークフローをトリガーし、システムを同期させ、ライフサイクルイベントをリアルタイムで受信 |
| SMS配信レポート 配信レポートAPI | SMSのみ | プルベース | 過去48時間分、1回のリクエストにつき最大1,000件、取得時に消費 | 特定のメッセージが配信されたかどうかを確認 |
| SMSメッセージログ メッセージログAPI | SMSのみ | プルベース | 過去48時間分、1回のリクエストにつき最大1,000件 | 個々のメッセージのトラブルシューティングと監査 |
SMSのクロスチャネル分析 [#cross-channel-analytics]
メトリクスAPIを使用すると、定義された時間間隔で集計されたSMSのパフォーマンスデータを取得できます。メトリクスAPIを通じて取得できるSMSトラフィックに関するデータは以下の通りです:
- 配信率とメッセージ数
- 失敗数とエラーの内訳
- エンゲージメントに関するメトリクス(例えば、クリック追跡が有効な場合)
- 送信者、送信先または国別のトラフィック分布
- コスト指標
使用可能なエンドポイント、サポートされているフィルター、およびレスポンス形式については、 メトリクスAPIのリファレンスをご参照ください。
SMSに関するイベント駆動型通知 [#event-driven-notifications]
サブスクリプション を使用すると、SMSのライフサイクルイベントをリアルタイムで Webhook エンドポイントに直接プッシュできます。SMSの場合、サブスクリプションでは次のようなイベントを配信できます:
- 配信されたメッセージ
- 失敗したメッセージ
- 送信されたメッセージ
- URLクリックイベント(追跡機能が有効になっている場合)
- 受信したインバウンドSMS
サブスクリプションは、次のいずれかの方法で構成できます:
- サブスクリプション管理API:プログラムによってサブスクリプションを作成、更新、管理できます。自動化された環境、CI/CDパイプラインやマルチアカウントのセットアップが必要になる場合にご利用ください。
- Webインターフェイス:イベントの種類、配信先エンドポイント、認証方法やフィルタリングパラメーターを定義して、サブスクリプションの構成をインタラクティブに行いたい時にご利用ください。
セットアップ手順については サブスクリプション管理 、プログラムによる構成については サブスクリプション管理APIについてそれぞれ詳述しているドキュメントをご参照ください。
SMSメッセージ単位のレコード [#message-level-records]
メッセージ単位のエンドポイントは、送信されるSMSトラフィックについて、メッセージごとの短期的な可視性を提供します。これらは、運用上の確認やトラブルシューティング用に設計されており、集計されたパフォーマンスデータの分析を目的としたものではありません。
メッセージ単位のレコードは、過去48時間分まで、かつ1回のリクエストにつき最大1,000件に制限されています。配信レポートは、取得時に消費されます。より長期の保持や集計データが必要な場合は、代わりにメトリクスAPIをご利用ください。
特定のメッセージの配信結果を確認したり、詳細なレベルで配信失敗の原因を調査したりする必要がある場合は、メッセージ単位のレポート機能をご利用ください。
Webhookの構成、ペイロードの詳細、リトライサイクル、およびポーリングのセットアップについては、送信と追跡 について詳述しているドキュメントをご参照ください。
SMSに関するトラブルシューティング
配信の不整合、コストやレポートに関する問題の診断方法について詳述しています。
サブスクリプション管理
SMS配信イベントのイベント駆動型通知のセットアップ方法について詳述しています。
NTT CPaaSソリューションでのSMS送信
送信方法を選択し、トラフィックの生成を開始する方法について詳述しています。