メール到達性ダッシュボード
メール到達性ダッシュボードでは、メール送信のパフォーマンス、送信者のレピュテーション、ドメインの健全性を、すべて一元的に把握できます。このダッシュボードを活用すると、配信の推移を監視し、問題何か問題がある場合は、それをキャンペーンに影響が出る前に特定し、そこで直接是正措置を講じることができます。
メール到達性ダッシュボードの概要
メール到達性ダッシュボードにアクセスするには:
- お持ちのNTT CPaaSアカウントにログインします。
- Analyze (アナライズ) > **Email deliverability center (メール到達性ダッシュボード)**に移動します。
- 表示可能な4つのセクションのいずれかを選択します:
- Overview (概要):配信到達性の現状を、送信者、ドメイン、IP、プロバイダー、エラーコード、キャンペーン別に、主要なメトリクスや傾向分析用のグラフを通じて可視化できるように構成されたセクションです。
- Performance analytics (パフォーマンス分析):ディメンションと対象期間のあらゆる組み合わせでデータを切り分けて分析できる詳細ビューです。データのグループ化やフィルタリングが可能で、設定したフィルターやメトリクスは、セッションをまたいで自動的に保存されます。
- IP reputation (IPのレピュテーション): Google Postmaster Tools、Microsoft、Sender Score、ブロックリストの監視、スパムトラップの追跡を通じて得た、送信元IPのレピュテーションの全般的な情報がまとめられています。
- Domain reputation (ドメインのレピュテーション):送信者ドメインのレピュテーション、ブロックリストへの追加状況、スパムトラップへのヒット状況を監視し、SPF、DKIM、DMARCの認証レコードを検証できます。
また、このダッシュボードから、配信到達性に関する質問に答え、問題を診断し、実際の送信データに基づいて推奨案を提示するDeliverability agent (配信到達性エージェント) というAIチャットアシスタントにアクセスすることもできます。
概要
Overview (概要) ページには、メールの配信到達性の現状を示す概要が表示されます。主なメトリクスには、すべての送信ドメインにわたる配信率、バウンス数やエンゲージメントスコアが含まれます。
表示したいデータは、Metrics (メトリクス) 、 Filters (フィルター) や対象期間指定用のコントロールを使ってカスタマイズできます。
メトリクス [#metrics-overview]
表示したいメトリクスは、Metrics (メトリクス) から選択できます。利用可能なメトリクスはすべて選択することができます。選択したメトリクスを適用するには、Apply metrics(メトリクスの適用) を選択します。
以下のメトリクスが利用可能です:
- Total sent (総送信数)
- Total accepted (総受入数)
- Delivered (配信数)
- Delivery rate (配信率)
- Bounced (バウンス数)
- **Bounce rate (バウンス率) **
- Soft bounced (ソフトバウンド数)
- Soft bounced rate (ソフトバウンス率)
- Hard bounced (ハードバウンス数)
- Hard bounced rate (ハードバウンス率)
- Dropped (破棄数)
- Dropped rate (破棄率)
- Suppressed (サプレス数)
- Unique opens (ユニーク開封数)
- Unique open rate (ユニーク開封率)
- Total opens (総開封数)
- Open rate (開封率)
- Machine opens (マシン開封数)
- Machine open rate (マシン開封率)
- Unique clicks (ユニーククリック数)
- Unique click through rate (ユニーククリックスルー率)
- Total clicks (総クリック数)
- Click rate (クリック率)
- Click to open rate (クリック開封率)
- Unsubscribes (登録解除数)
- Unsubscribe rate (登録解除率)
- Spam complaints (スパム報告数)
- Spam rate (スパム報告率)
- Retried (リトライ数)
- Pending (保留数)
フィルター [#filters-overview]
データの範囲を以下のディメンションのいずれか1つ以上に絞り込みたい時は、Filters (フィルター) > Add new filter (新しいフィルターの追加) を選択します。
- Sender (送信者)
- Sender domain (送信者ドメイン)
- Recipient domain (受信者ドメイン)
- Sending IP (送信元IP)
- Envelope domain (エンベロープドメイン)
- Email provider (メールプロバイダー)
- Status group (ステータスグループ)
- Status (ステータス)
- Error code (エラーコード)
- Seed list name (シードリスト名)
- Application ID (アプリケーションID)
- Entity ID (エンティティID)
- Campaign (キャンペーン)
対象期間 [#time-period-overview]
対象期間指定用のコントロールを選択して、データの日付と時刻の範囲を設定します。事前に定義された対象期間を選択するか、特定の開始日、開始時刻、終了日、終了時刻を指定してカスタム範囲を設定できます。
以下の事前定義期間が利用可能です:
- 過去6時間
- 過去24時間
- 過去7日間
- 今週
- 先週
- 今月
- 先月
- 過去30日間
- 過去90日間
サマリーメトリクス [#summary-metrics-overview]
ページの上部には、指定した対象期間の状況を可視化できる以下のメトリクスが表示されます:
| メトリクス | 説明 |
|---|---|
| Total accepted (総受入数) | 配信が受け入れられたメールの総数が表示されます。 |
| Total sent (総送信数) | 送信されたメールの総数が表示されます。 |
| Delivery rate (配信率) | 受信者に正常に配信された送信メールの割合が表示されます。 |
| Open rate (開封率) | 受信者が開封した配信メールの割合が表示されます。 |
| Click rate (クリック率) | リンクが選択された配信メールの割合が表示されます。 |
| Unsubscribe rate (登録解除率) | 登録解除に至った配信メールの割合が表示されます。 |
| Complaint rate (スパム報告率) | 受信者によってスパムとして報告された配信メールの割合が表示されます。 |
配信の経時変化 [#delivery-over-time-overview]
Delivery over time (配信の経時変化) と題したグラフでは、選択したメトリクスが指定した対象期間中、どのように推移しているか確認できます。選択した各メトリクスは、グラフに個別の線として表示され、グラフの下に記載されている凡例に合わせて色分けされています。
配信到達性エージェントを使って特定の期間の配信状況を分析するには、グラフをドラッグして時間範囲を選択します。
内訳表 [#breakdown-tables-overview]
グラフの下には、同じメトリクスが個別の表に内訳として示されています。それぞれの表には、ディメンションカラムと**Metrics (メトリクス)**パネルで選択された すべてのメトリクス が表示されます。
任意のカラムヘッダーを選択すると、そのメトリクスで並べ替えられます。数多くのメトリクスが選択されている場合は、表を横方向にスクロールさせると、すべてのメトリクスを確認できます。
| 表 | ディメンションカラム | 説明 |
|---|---|---|
| 送信者別の概要 | 送信者 | メールの送信に使用された送信者アドレスが表示されます。 |
| 送信者ドメイン別の概要 | 送信者ドメイン | 送信者アドレスのドメインが表示されます。 |
| エンベロープドメイン別の概要 | エンベロープドメイン | メールのエンベロープ (Return-Path) で使用されるドメインが表示されます。 |
| 送信元IP別の概要 | 送信元IP | メールの送信に使用されるIPアドレスが表示されます。 |
| 受信者ドメイン別の概要 | 受信者ドメイン | 受信者のメールアドレスのドメインが表示されます。 |
| メールプロバイダー別の概要 | メールプロバイダー | 受信者のメールサービスプロバイダー (例:Google Gmail など)が表示されます。 |
| エラーコード別の概要 | エラーコード | メッセージに対して返されたエラーコード(例:NO_ERROR)が表示されます。 |
| キャンペーン別の概要 | キャンペーン | 送信されたメールに紐づくキャンペーンが表示されます。 |
メールの配信到達性についての理解
配信到達性、レピュテーション、認証、受信トレイへの配信の背後にある基本概念について詳述しています。
メール用のプロフェッショナルサービス
送信レピュテーションと受信トレイへの配信確率を高めるのに役立つ、利用可能なプロフェッショナルサービスについて詳述しています。
IPとドメインのウォームアップ
大量のメール送信を開始する前に、新しいIPアドレスやドメインをウォームアップする際に実践すべきベストプラクティスについて詳述しています。