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式言語
式言語リファレンス

式言語リファレンス

式は、関数演算子 という2つの主要な要素で構成されます。これらを括弧で囲むと、カスタム数式を作成できます。

  • [関数] - プロファイル属性定数 を含む、処理対象となるデータの一部を構成します。詳しくはこちらをご参照ください。
  • [演算子] - 実行するアクションを決定します。利用可能な演算子の種類は、算術論理比較に分かれます。詳しくはこちらをご参照ください。
  • [括弧] - 演算の順序を決定し、関数と演算子をグループ化して複雑なカスタム数式を構築できるようにします。詳しくはこちらをご参照ください。

例えば、数式を使用して、送信したメールとクリックされたメールのデータを取得すると、メールキャンペーンのコンバージョン率を計算できます。カスタム数式は次のようになります:

round(100\*(email_link_clicks/emails_sent),0)

関数

関数は、次のような複雑なタスクを実行するために定数とプロファイル属性に対して実行される事前定義されたプロセスです。例えば:

  • 数値の四捨五入または比較
  • テキストまたはタイムスタンプの書式設定
  • 日付操作

関数は、Web インターフェイスで数式を作成する時にいつでも使用できます。

使用できる関数は以下のとおりです:

文字列関数

Len関数

len関数は、文字列またはプロファイル属性の長さを返します。これは、文字列またはプロファイル属性の長さが適切かどうかを評価したい時に役立ちます。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式len(文字列値)
入力データ型文字列
出力データ型整数
len("nttcpaas.com")
出力結果:11

Find関数

find関数は、文字列内の部分文字列の位置を整数として返します。これは、文字列またはプロファイル属性内のデータのサブセットを検索したい時に役立ちます。この関数は 大文字と小文字が区別されます

find() は ゼロベース (オフセット) です。即ち、0 からインデックスが付けられていることを意味します。find()関数が文字列の先頭のエントリーと一致する場合、出力結果は 0 となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式find(文字列値、検索)
入力データ型文字列、文字列
出力データ型整数
簡単な例として、ファーストネームがAndreaというユーザーのプロファイルの firstName属性を使用する場合:
find(First Name, "a")とすると、Andreaの値は5として出力されます。
find(First Name, "A") とすると、Andreaの値は0として出力されます。
find()関数を使用して部分文字列が一致しない場合、出力結果は -1となります。
find(First Name, "b")とすると、Andreaの値は-1として出力されます。

Replace関数

replace関数は、古い値を含む文字列の一部を新しい値に置き換えます。

簡単な例として、replace( "Good morning", "morning", "afternoon")Good afternoonを出力します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式replace(文字列値、古い値、新しい値)
入力データ型文字列、文字列、文字列
出力データ型文字列
replace( "I love cats", "cats", "dogs")
出力結果:I love dogs

Trim関数

trim関数は、文字列の両端からスペース、改行、タブを取り除きます。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式trim(文字列値)
入力データ型文字列
出力データ型文字列
trim(" abc ")
出力結果:abc

Left関数

left関数は、文字列やプロファイル属性の最初の文字のカウント を返します。これは、プロファイル属性や文字列の最初の文字を返したい時に役立ちます。

例えば、left(city ,4)の場合、city属性がLondonだとすると、Londonの最初の 4 文字 Londを出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式left(文字列値、カウント)
入力データ型文字列、整数
出力データ型文字列
left("I love cats",5)
出力結果:I lov

Right関数

right関数は、文字列またはプロファイル属性から最後の文字のカウント を返します。これは、プロファイル属性またはテキストの文字列から最後の文字を返したい時に役立ちます。

簡単な例として、right(city ,4)の場合、city属性が Londonだとすると、Londonの最後の 4 文字 ndonを出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式right(文字列値、カウント)
入力データ型文字列、整数
出力データ型文字列
right("I love cats",4)
出力結果:cats

Mid関数

mid関数は、選択された offset 値から始まる文字列またはプロファイル属性の文字 カウント を返します。これは、文字列またはプロファイル属性の中間から正確な文字数を返したい時に役立ちます。

この関数はゼロベース (オフセット) で、0 からインデックスが付けられます。カウントを開始する起点をオフセットパラメーターで定義する際、この点を考慮する必要があります。

例えば、mid(city,2,3)の場合、city属性が Londonだとすると、オフセットが 2 で文字カウントが 3 であるため、 出力結果はndo となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式mid(文字列値、オフセット値、カウント値)
入力データ型文字列、整数、整数
出力データ型文字列
mid("I love cats",2,4)
出力結果:love

Concatenate関数

concatenate関数は、連結された文字列を返します。これは、複数の文字列またはプロファイル属性を 1 つの出力に結合したい時に役立ちます。

簡単な例として、マーケティング目的でフルネームを取得する必要がある場合に、この関数は、個人の名(firstName属性)と姓(lastName属性)を結合した結果を出力します。

この例では、concat(First Name, " ", Last Name)を使用します。firstName属性がEdwardで、lastName属性がJonesだった場合、出力結果はEdward Jonesとなります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式concat(文字列値 1, 文字列値 2, 文字列値 n...)
入力データ型文字列、文字列、文字列、...n;
出力データ型文字列
concat("I", " Love ", "Cats")
出力結果:I Love Cats

Contains関数

contain関数は、文字列内のテキスト (文字列内のどこかに含まれているテキスト) を検索します。contains()を使用すると、より大きなテキスト本文の中から大文字と小文字を区別するテキストを識別できます。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式contains(文字列値、検索)
入力データ型文字列、文字列
出力データ型Boolean関数
contains("CAT,dad,Frog,doggybag,hotdog","dog")
出力結果:True
contains("CAT,Frog,doggybag,hotdog","bird")
出力結果:False

StartsWith関数

startsWith()関数は、文字列が特定の文字列の文字で始まるかどうかを判断したい時に使用します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式startsWith(文字列値、検索)
入力データ型文字列、文字列
出力データ型Boolean関数
startsWith("Josephine","Jo")
出力結果:True

EndsWith関数

endsWith()関数は、文字列が特定の文字列の文字で終わるかどうかを判断したい時に使用します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式endsWith(文字列値、検索)
入力データ型文字列、文字列
出力データ型Boolean関数
endsWith("Josephine","Jo")
出力結果:False

LeftPad関数

leftPad関数は、元の文字列の左側にパディング文字列を埋め込みたい時に使用します。サイズ整数は、元の文字列を含めて、新しい値が何文字であるべきかを指定します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式leftPad(元の文字列、サイズ整数、パディング文字列)
入力データ型文字列、整数、文字列
出力データ型文字列
leftPad("15", 6, "0")
出力結果:000015
leftPad("15", 7, "02")
出力結果:0202015

日付/時刻関数

Now関数

now()関数は、現在の時刻 (現地時間)をDateTime形式で返したい時に使用します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式now()
入力データ型-
出力データ型DateTime (日時)
now()
出力結果:YYYY-MM-DD THH:mm:ssZ;例:2009-09-24T11:34:56Z

Today関数

today()関数は、デフォルトで今日の日付 (時刻なし) をDate形式で返したい時に使用します。オプションの timezone パラメーターを含めるには、式に次の形式を追加します。

  • +h
  • +hh
  • +hh:mm
  • -hh:mm
  • +hhmm
  • -hhmm
  • +hh:mm:ss
  • -hh:mm:ss
  • +hhmmss
  • -hhmmss

例えば、today("-0600") は、タイムゾーンを -6時間 に設定します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式today()
入力データ型- / 文字列
出力データ型Date関数

today()
today("+2")
today("-0230")
today("+02:30")

出力結果:YYYY-MM-DD

DateAdd関数

addDays/addMonthsなどは、日付または時刻に整数の値を追加したい時に使用します。

addHoursaddMinutesおよび addSeconds 演算子は、 Date Time 形式で出力します。他の addDate 演算子は Date Time/Date 形式で出力します。式にマイナス整数を適用すると、時間を減算できます。

例えば、adddays(todatetime("2009-09-24","yyyy-MM-dd"), -4) は、 2009-09-20 00:00:00を出力します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式addDays(日時値、整数の値)、addHours(日時値、整数の値)、addMinutes(日時値、整数の値)、addSeconds(日時値、整数の値)、addWeeks(日時値、整数の値)、addMonths(日時値、整数の値)、addQuarters(日時値、整数の値)、addYears(日時値、整数の値)
入力データ型日時または日時、整数
出力データ型日時または日付
addDays(toDate("2009-09-24", "yyyy-MM-dd"), 4)
出力結果:2009-09-28
addDays(toDate("2009-09-24", "yyyy-MM-dd"), -4)
出力結果:2009-09-20

DateDiff関数

dateDiff関数は、dt1dt2の日付/日時プロファイル属性の差を 10進数で返します。デフォルトでは日数を出力します。

オプションのパラメーターモードを設定すると、文字列入力を含めることで、出力を年、月、日、時間、または秒に変更できます。

この関数は、様々なイベントに関連する日付の差を計算するのに非常に力を発揮します。例えば、最初の注文を行ったユーザーと最後の注文を完了した日付の差や、購入日と配達日の日付の差を確認したい時に役立ちます。

例えば、dateDiff(firstOrderDate, lastOrderDate) は、2つの日付の差を日数で返します。

dateDiff(firstOrderDate, lastOrderDate, "hours") は、その差を時間単位で返し、dateDiff(firstOrderDate, lastOrderDate, "minutes") はその差を分単位で返します。

出力結果を正の整数にする必要がある場合は、round()関数を使って10進数を丸めます。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式dateDiff(日付値 1, 日付値 2, [文字列])
入力データ型日時または日付、日時または日付、文字列
出力データ型Decimal関数
dateDiff(toDateTime("2016-01-12 01:08:12", "yyyy-M-d HH:mm:ss")
toDateTime("2017-01-12 01:08:12", "yyyy-M-d HH:mm:ss"), "years")
出力結果:1
dateDiff(toDate("2016-01-12", "yyyy-M-d")
toDate("2016-01-11", "yyyy-M-d"), "hours")
出力結果:24
dateDiff(toDate("2016-01-12", "yyyy-M-d")
toDateTime("2016-01-12 00:10:00", "yyyy-M-d HH:mm:ss")<br />"minutes")
出力結果:10
toDate関数またはtoDateTime関数は、現在Peopleではご利用いただけません。dateDiffを使用する際は、dateDiff(Purchase Date, Delivery Date) ように属性を付けてご使用ください。

Year関数

year関数は、dt 日付/日時プロファイル属性の年を返します。これは、日付/日時プロファイル属性の年のみを返し、それを使って誕生年の前後に実施気するマイルストーンマーケティングイベントを作成したい時に役立ちます。

例えば、式がyear(Birth Date)で、Birth Date属性が04/12/1974だった場合、出力結果は 1974となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式year(日時値)
入力データ型日時または日付
出力データ型整数
year(toDate("1981-07-12", "yyyy-MM-dd"))
出力結果:1981
toDate関数またはDateTime関数は、現在Peopleではご利用いただけません。誕生日がどの年に当たるかを示すには、yearを使用する際、 year(Birth Date)のようにプロファイル属性を付けてご使用ください。

Quarter関数

quarter関数は、dt date/datetime プロファイル属性の暦四半期 (1-4) を返します。これは、暦四半期(Q1からQ4)でプロファイル属性をフィルタリングし、絞り込まれたプロファイルを特定のマーケティングコミュニケーションのターゲットにしたい時に役立ちます。

例えば、purchaseDate属性が04/12/2020だった場合、quarter (purchaseDate)の出力結果は4となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式quarter(日時値)
入力データ型日時または日付
出力データ型整数
quarter(toDate("1981-07-12", "yyyy-MM-dd"))
出力結果:3
toDate関数またはtoDateTime関数は、現在Peopleではご利用いただけません。誕生日がどの四半期に当たるかを示すには、quarterを使用する際、 quarter(Birth Date)のようにプロファイル属性を付けてご使用ください。

Month関数

month関数は、dt date/datetime プロファイル属性の月を整数 (1-12) として返します。

例えば、式がmonth(Birth Date)で、ユーザーのBirth Date属性が04/12/1974だった場合、出力結果は 12となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式month(日時値)
入力データ型日時または日付
出力データ型整数
month(toDate("1981-07-12", "yyyy-MM-dd"))
出力結果:7
toDate関数またはtoDateTime関数は、現在Peopleではご利用いただけません。誕生日がどの月に当たるかを示すには、monthを使用する際、 month(Birth Date)のようにプロファイル属性を付けてご使用ください。

Day関数

dt date/datetime プロファイル属性の日 (1-31) を返します。

例えば、ユーザーの「生年月日」属性が04/12/1974の場合、式「day(生年月日)」4を出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式day(日時値)
入力データ型日時または日付
出力データ型整数
day(toDate("1981-07-12", "yyyy-MM-dd"))
出力結果:12
toDate関数またはtoDateTime関数は、現在Peopleではご利用いただけません。誕生日がどの日に当たるかを示すには、dayを使用する際、 day(Birth Date)のようにプロファイル属性を付けてご使用ください。

Hour関数

hour関数は、dt datetimeプロファイル属性の時間の部分を返します。これは、配達または購入関連のプロファイル属性に役立ちます。

例えば、deliveryDateというプロファイル属性がある場合、hour(deliveryDate)という式を実行して、製品またはアイテムの配達時間を出力できます。

deliveryDate2020-07-12 11:22:56だった場合、出力結果は 11 となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式hour(日時値)
入力データ型DateTime (日時)
出力データ型整数
hour(toDateTime("1981-07-12 11:22:56", "yyyy-M-d HH:mm:ss"))
出力結果:11
toDate関数またはtoDateTime関数は、現在Peopleではご利用いただけません。購入が何時に行われたかを示すには、hourを使用する際、 hour(Last Purchase Date)のようにdatetime属性を付けてご使用ください。

Minute関数

minute関数は、指定された (日付) 時刻またはプロファイル属性の分を返します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式minute(日時値)
入力データ型DateTime (日時)
出力データ型整数
minute(toDateTime("1981-07-12 12:34:56", "yyyy-M-d HH:mm:ss"))
出力結果:34

Second関数

second関数は、指定された(日付)時刻(またはプロファイル属性)の秒を返します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式second(日時値)
入力データ型DateTime (日時)
出力データ型整数
second(toDateTime("1981-07-12 12:34:56", "yyyy-M-d HH:mm:ss"))
出力結果:56

DayOfYear関数

dayofYear関数は、dt date/datetimeプロファイル属性の通算日を返します。カウントは 1 月 1 日に開始し、設定された日付で終了します。これは、購入や配信に関連するプロファイル属性や、元旦やブラックフライデーなどの特定の日に合わせてキャンペーンを構築したい時に役立ちます。

例えば、purchaseDate属性が2020-07-12 11:22:56だった場合、dayOfYear(purchaseDate)の出力結果は193となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式dayOfYear(日時値)
入力データ型日時または日付
出力データ型整数
dayOfYear(toDate("2021-10-12", "yyyy-M-d"))
出力: 193
toDate 関数または toDateTime 関数は、現在Peopleでは使用できません。dayOfYeardayOfYear(Last Purchase Date) などの日時属性と共に使用して、最後の購入が行われた日を示します。

DayOfWeek関数

dayofWeek関数は、dt date/datetimeプロファイル属性の曜日 (1-7) を返します (月曜日は 1、日曜日は 7)。

例えば、式がdayOfWeek(deliveryDate)で、deliveryDate属性が2020-07-12 11:22:56だった場合、出力結果は3となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式dayOfWeek(日時値)
入力データ型日時または日付
出力データ型整数
dayOfWeek(toDate("2021-10-12", "yyyy-M-d"))
出力結果:3
toDate関数またはtoDateTime関数は、現在Peopleではご利用いただけません。最後の購入が行われた曜日を示すには、dayOfWeekを使用する際、dayOfWeek(Last Purchase Date)のように日時属性を付けてご使用ください。

FormatDateTime関数

formatDateTime関数は date timeを入力として受け取り、書式設定された date timeの文字列を返します。ユーザーのセットアップには、UNIX 形式をサポートする 2 番目の属性として指定された表示形式が必要です。追加の形式が必要な場合は、ユーザーがマスクとコンポーネントに基づいて定義することができます。

  • d :月の日を1から31までの数値で表示します。
  • dd:月の日を01から31までの数値で表示します。
  • eee: 曜日を略称で表示します。
  • eeee:曜日を略さずに表示します。
  • h:12 時間制の時間を1から12までの数値で表示します。
  • hh:12 時間制の時間を01 から12までの数値で表示します。
  • H: 24 時間制の時間を0 から 23 までの数値で表示します。
  • HH: 24 時間制の時間を00 から23までの数値で表示します。
  • m: 分を0 から 59 までの数値で表示します。
  • mm: 分を00 から 59 までの数値で表示します。
  • M:月を1から12までの数値で表示します。
  • MM:月を01から12までの数値で表示します。
  • MMM:月を略称で表示します。
  • MMMM: 月を略さずに表示します。
  • s: 秒を0から59までのの数値で表示します。
  • ss:秒を00から59までのの数値で表示します。
  • a: 午前または午後をAMまたはPMで指定します。
  • y: 年を4 桁の数値で表示します。
  • yy: 年を00 から 99 までの数値で表示します。
  • yyyy: 年を4 桁の数値で表示します。
可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式formatDateTime(日時値、書式値)
入力データ型日時または日付
出力データ型整数
formatDateTime(toDateTime("2021-08-03 14:05:13", "yyyy-M-d HH:mm:ss"), "unix")
出力結果:1627988713
formatDateTime(toDateTime("2021-08-03 14:05:13", "yyyy-M-d HH:mm:ss"), "dd-MM-yy h:mm a eee")
出力結果:03-08-21 2:05 PM Tue
toDate関数またはtoDateTime関数は、現在Peopleではご利用いただけません。

FormatDate関数

formatDate関数は、入力として dateを受け取り、ユーザーのニーズに応じてフォーマットされた日付の文字列を返します。目的の形式を 2 番目の属性として追加する必要があります。ユーザーは、マスクとコンポーネントに従って他の形式を定義できます。

  • d:月の日を1から31までの数値で表示します。
  • dd:月の日を01から31までの数値で表示します。
  • eee:曜日を略して表示します。
  • eeee:曜日を略さずに表示します。
  • M:月を1から12までの数値で表示します。
  • MM:月を01から12までの数値で表示します。
  • MMM: 月を略して表示します。
  • MMMM: 月を略さずに表示します。
  • y: 年を4 桁の数値で表示します。
  • yy: 年を00 から 99 までの数値で表示します。
  • yyyy: 年を4 桁の数値で表示します。
可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式formatDate(日付、書式値)
入力データ型日付、文字列
出力データ型文字列
formatDate(toDate("2007-04-05", "yyyy-MM-dd"), "dd.MM.yyyy")
出力結果:05.04.2007
formatDate(toDate("2007/05/04", "dd/MM/yyyy"), "yyyy-MM-dd")
出力結果:2007-04-05
formatDate関数は、現在Peopleではご利用いただけません。

演算子

演算子を使用すると、カスタム数式内で計算と比較を実行できます。これは、スコアを集計したり、ユーザーがサービスとやりとりした回数をカウントしたりするなど、値を計算するシナリオを実行したい時に非常に役立ちます。

利用可能な演算子の種類は、以下のとおりです:

  • 算術:Abs、+、-、/、*、Modulo %、Round、Floor
  • 論理:AND、OR、NOT、>、<、>=、==、!=
  • 変換:toInt、toDecimal、toDate、toTime、toDateTime、toString、toBool
  • その他:generatePin

算術演算子

Abs (絶対値)

指定された数値またはプロファイル属性の絶対値を返します。

例えば、abs(5)関数とabs(-5)関数は、どちらも 5を出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式abs(10進数値)
入力データ型10進数または整数
出力データ型10進数または整数 (入力データ型に依存)
abs(5)

出力結果:5
abs(-5)

出力結果:5

Add (加算)

+を使って値を加算します。

例えば、式が1 + 2 + 3だった場合、出力結果は6となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式+
入力データ型10進数または整数
出力データ型10進数または整数 (入力データ型に依存)
1 + 2 + 3
出力結果:6

Subtract (減算)

-を使って値を別の値から減算します。

例えば、式が5 - 3だった場合、出力結果は2となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式-
入力データ型10進数または整数
出力データ型10進数または整数 (入力データ型に依存)
5 - 3
出力結果:2

Divide (除算)

/を使って、値を除算します。

例えば、式が4 / 2だった場合、出力結果は 2となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式/
入力データ型10進数または整数
出力データ型10進数または整数 (入力データ型に依存)
4 / 2
出力結果:2

Multiply (乗算)

\*を使って値を乗算します。

例えば、式が2 \* 2だった場合、出力結果は4となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式x
入力データ型10進数または整数
出力データ型10進数または整数 (入力データ型に依存)
2 * 2
出力結果:4

Modulo (モジュロ)

除算された値の modulo (剰余) を返します。

例えば、式が12 % 8だった場合、出力結果は4となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式%
入力データ型10進数または整数
出力データ型10進数または整数 (入力データ型に依存)
12 % 8
出力結果:4

Round (四捨五入)

numの値を、小数点以下の桁数で最も近い値に丸めた値を返します。式内の小数点以下の桁数をスケール し、最も近い整数に丸めます。

例えば、式がround(1.23456, 3)だった場合、小数点以下 3 桁に切り上げられます。この場合、出力結果は1.235となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式round(10進数値、スケール)
入力データ型10進数または整数、整数
出力データ型10進数または整数 (入力データ型に依存)
round(1.23456,3)
出力結果:1.235

Floor (床)

numの値を最も近い整数値に切り捨てて返します。

式 がfloor(1.2345)だった場合、出力結果は1となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式floor(10進数値)
入力データ型10進数または整数
出力データ型10進数または整数 (入力データ型に依存)
floor(1.2345)
出力結果:1

Ceil (天井)

numの値を最も近い整数値に切り上げて返します。

式 がceil(1.7)だった場合、出力結果は2となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式ceil(10進数値)
入力データ型10進数または整数
出力データ型10進数または整数 (入力データ型に依存)
ceil(1.7)
出力結果:2

論理演算子

Equal (等価)

==演算子は、2つの値が等しいかどうかを評価するために使用され、結果に応じてTrueまたはFalseを出力します。

簡単な例として、5 == 5Trueを出力し、First Name == Last NameFalseを出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式==
入力データ型任意の入力データ型
出力データ型Boolean関数
A == A
出力結果:True

NotEqual (非等価)

!=演算子は、2つの値が等しくないかどうかを評価するために使用します。結果に応じてTrueまたはFalseを出力します。

簡単な例として、5 != 5False を出力し、First Name != Last NameTrue を出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式!=
入力データ型任意の入力データ型
出力データ型Boolean関数
"A" != "A"
出力結果:False

GreaterThan (大なり)

>演算子は、値が異なる値より大きいかどうかを評価するために使用します。結果に応じてTrueまたはFalseを出力します。

例えば、1 > 5 は Falseを出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式>
入力データ型10進数または整数
出力データ型Boolean関数
1 > 5
出力結果:False

Greater than or equal (以上)

>=演算子は、値が別の値以上であるかどうかを評価するために使用します。結果に応じてTrueまたはFalseを出力します。

例えば、1 >= 5 は Falseを出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式>=
入力データ型10進数または整数
出力データ型Boolean関数
1 >= 5
出力結果:False

Less than (小なり)

<演算子は、値が別の値より小さいかどうかを評価するために使用します。結果に応じてTrueまたはFalseを出力します。

例えば、1 < 5 は Trueを出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式<
入力データ型10進数または整数
出力データ型Boolean関数
1 < 5
出力結果:True

Less than or equal (以下)

<=演算子は、値が別の値以下かどうかを評価するために使用します。結果に応じてTrueまたはFalseを出力します。

例えば、1 <= 5 は Trueを出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式<=
入力データ型10進数または整数
出力データ型ブール値 (True / False)
1 <= 5
出力結果:True

And

and 演算子は、両方のオペランドが Trueの場合は Trueを返し、それ以外の場合は Falseを返します。複雑なカスタム数式を作成する際、優先順位を順序付ける括弧と合わせてこの演算子を使用すると非常に効果的です。

例えば、式 が(1==5) and (Gender=='m')だった場合、出力結果は Falseとなります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式and
入力データ型Boolean関数
出力データ型Boolean関数
(1==5) and (3==4)
出力結果:False

Or

or 演算子は、両方のオペランドが Falseの場合は Falseを返し、それ以外の場合は Trueを返します。

例えば、式が(5 ==5) or (Gender == "m")だった場合、出力結果はTrue となります。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式or
入力データ型Boolean関数
出力データ型Boolean関数
(5 ==5) or (3==4)
出力結果:True

Not

not 演算子は、オペランドが Falseの時に Trueを返し、オペランドが Trueの時に Falseを返すブール演算子です。

例えば、not(5==5)Falseを出力します。

可用性MomentsとPeopleでご利用いただけます。
表示形式not
入力データ型Boolean関数
出力データ型Boolean関数
not(5==5)
出力結果:False

If

if関数は、最初のパラメーターとして渡されたブール式を評価し、その結果に応じて、trueの場合はオプション1を、falseの場合はオプション2を返します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式if(述語、オプション1、オプション2)
入力データ型ブール値、オプション1 (データ型:True/False/日時/日付/10進数/整数/テキスト)、オプション2 (データ型:True/False/日時/日付/10進数/整数/テキスト)
出力データ型出力データ型は、選択した入力データ型と同じになります。
if(Gender == "M", "Mr", (if(MaritalState== "Married", "Mrs", "Ms"))
出力結果: 性別が M の場合、値は Mr
性別がMでなく、婚姻関係が既婚の場合、値はMrs
性別がMでなく、婚姻関係が未婚の場合、値はMs

isEmpty

isEmpty演算子は、属性または変数に値がない場合はtrueを返し、属性または変数に値がある場合はfalseを返すブール演算子です。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式isEmpty(任意)
入力データ型任意の入力データ型
出力データ型Boolean関数
isEmpty(BirthDate)
出力結果:True (属性または変数に値が存在しない場合)

変換演算子

toInt

10進数、整数、または文字列を整数に変換します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式toInt(10進数値)
入力データ型10進数、整数、または文字列
出力データ型整数
toInt("123.345")
出力結果:123toInt(NULL) 出力結果:0

toDecimal

10進数、整数、または文字列を 10進数に変換します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式toDecimal(文字列テキスト)
入力データ型10進数、整数、または文字列
出力データ型Decimal関数
toDecimal("123.345")
出力結果:123.345 toDecimal(NULL) 出力結果:0

toDate

文字列を日付形式に変換します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式toDate(文字列値、書式)
入力データ型文字列、文字列
出力データ型Date関数
toDate("2009-09-24","yyyy-MM-dd")
出力結果:2009-09-24

toDateTime

文字列を日時形式に変換します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式toDateTime(文字列値、書式)
入力データ型文字列、文字列
出力データ型DateTime (日時)
toDateTime("2009-09-24 12:34:56","yyyy-MM-dd HH:mm:ss")
出力結果:2009-09-24T11:34:56Z

toString

任意の入力データ型を文字列に変換します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式toString(文字列値、書式)
入力データ型任意の入力データ型
出力データ型文字列
toString(123)
出力結果:123

toBool

文字列テキストをブール値に変換します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式toBool(ブール値)
入力データ型文字列
出力データ型Boolean関数
toBool("TRUE")
出力結果:True

その他の演算子

Generate pin

英数字記号のランダムなシーケンスを生成します。

可用性Momentsのみでご利用いただけます
表示形式generatePin(長さ値、is英数字)
入力データ型整数、ブール値
出力データ型文字列
generatePin(10,true)
出力結果:ABCD43E5H4


generatePin(4,false)

出力結果:6752

括弧

複雑なカスタム数式で演算子の順序を強制したい時は、括弧を使用します。括弧を使うと、無限の可能性を秘めた非常に複雑な数式を作成できます。

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